不動産を購入するのに適したタイミングとはいつなのでしょうか?
住宅を買うと大きなお金が動くので、個人的状況と社会的状況の双方を把握して、あなたにとってベストなタイミングを選びましょう。
そこで今回は不動産の購入を検討されている方に向けて、家を買うのに適したタイミングについてご説明いたします。
個人的状況からみた不動産を購入するのに適したタイミングとは
不動産を購入するのに適している個人的な状況として、次の3点が挙げられます。
年齢
家を買うためにローンを組む方も多いと思いますが、多くの金融機関では80歳までに完済することを条件としています。
住宅ローンを借りられる期間は35年までなので、45歳以降にローンを組むと、返済期間が短くなり、月々の返済額も高くなってしまうのです。
令和2年に発表されたデータで、はじめて家を買った年齢は30代がもっとも多いことからも、30代後半から40代前半までが良いタイミングだといえます。
年収
不動産を購入するのに適した年収は、700万円前後だといわれています。
しかし地方より首都圏で暮らすほうが土地の価格が高くなりますし、注文住宅や分譲マンションなど家の種類によっても値段はかわります。
したがって世帯年収を把握して、無理のない返済プランを立てることが大切です。
ライフイベント
結婚・出産・転勤などのタイミングで、家を買う方も多くいらっしゃいます。
とくに子育て環境などをふまえて子どもが乳幼児の間に引っ越す方も多いので、将来のライフプランを考えて、場所や住宅の間取りなどを選ぶことも大切です。
社会的状況からみた不動産購入に適したタイミングとは
一般的にオリンピックのあとは物価が下がり、家を買うのに良いタイミングだといわれています。
現時点では2021年8月に東京オリンピックが開催される予定なので、秋以降が不動産の購入に適している可能性は高くなります。
しかし現在は新型コロナウイルスの影響で景気が見通せない状況が続いており、オリンピックが開催されるかも判断できない状況です。
また物価が下がるということは、自分の収入も減る可能性があることも考慮しなければなりません。
自分だけで判断するのは難しく、不安も大きいと思うので、そのような場合はぜひお気軽に不動産会社にご相談ください。