壁紙は室内の雰囲気を決める、重要なアイテムのひとつです。
さまざまなデザインや機能を有するものがあるため、好みや目的に応じて使い分けるのがポイントです。
そこで注文住宅を購入するときに知っておきたい、壁紙の種類や選び方について確認していきましょう。
注文住宅の購入において覚えておきたい!壁紙の種類
マイホームの壁紙には、部屋の印象を決める役割があります。
さらに壁の下地や木材を保護してくれるだけでなく、カビの繁殖を抑える効果を期待できるタイプもあります。
ですので注文住宅を購入するときは、取り入れたいデザインや機能に合わせて壁紙の種類を決定しましょう。
ビニールクロス
安価なビニールクロスは、多くの住宅で使用されています。
汚れが落ちやすく、消臭・抗菌機能を有するタイプもあります。
そして色柄だけでなく木目調や石目調など、さまざまなデザインを楽しめるのもビニールクロスの特徴です。
珪藻土
消臭・調湿機能のある珪藻土は、夏は湿気を吸い、冬は水分を放出します。
そのため年間を通して、室内を快適な湿度に保ってくれます。
また自然素材なので、ナチュラルな風合いを楽しめるのも魅力のひとつです。
織物・布
自然素材の織物や布は、高級感のある空間を演出できます。
さらに遮音・断熱や放湿性能があるため、結露が発生しにくいメリットがあります。
和紙・紙
独特の風合いがある和紙・紙は、和室などの落ち着いた空間におすすめの壁紙です。
消音・調湿機能があるほか、地球にも優しい素材のひとつです。
注文住宅の購入において覚えておきたい!壁紙の選び方
注文住宅を購入するときは、まず家の雰囲気を決めておきましょう。
たとえば落ち着いた雰囲気にしたいなら、自然素材や木目調のクロスがおすすめです。
また個性的な色や柄のクロスは、面積の狭い壁に取り入れるとアクセントにぴったりです。
さらに壁紙の選び方では、床やドア、天井との色調も考慮するようにしましょう。
注意点
選び方の注意点として、壁紙を決めるときは大きなサンプルで確認するようにしてください。
サンプルには小さなサイズのものもありますが、壁紙のように面積が大きくなると印象は変わります。
そこである程度まで候補をしぼったら、大きなサンプルで確認するのがおすすめです。