注文住宅を建てるにあたって「多くの人が見落としがちであるものの、意外と重要な要素」としてあげられるのがコンセントの位置です。
コンセントの位置が悪いと生活において不便を強いられ、日々のストレスにもなりかねません。
今回はコンセントの位置の失敗例をまずあげたうえで、コンセントを配置するおすすめの位置についてもご紹介します!
あなたも気をつけよう!注文住宅のコンセントの位置の失敗例
「注文住宅のコンセントの位置で失敗した、後悔した」というケースは意外と多いです。
コンセントの位置の失敗例としてもっとも多いのは「せっかくのコンセントが家具や大型家電に隠れてしまって使えない」というケースですね。
この場合、延長コードなどを使って何とか使えるようにする人も多いですが、ずっと家具や家電の陰に隠れた位置にあるコンセントは、長年そのままにすればするほどコンセントとプラグの間にホコリがたまり、そのホコリが湿気ると通電した際に発火するリスクがありますので、できるだけ使用は避けたいところです。
その他にも「コンセントの設置数自体が少なすぎる」「使い勝手が悪い位置にある」などといったものが、代表的な失敗例としてあげられますよ。
後悔しないために!注文住宅のコンセントの位置でおすすめなのはここ!
注文住宅のコンセントの位置で後悔しないために、おすすめの位置をご紹介しましょう!
●家具や家電の配置をイメージしたうえで家具や家電に隠れない位置に設置
●キッチン・リビングは特に電化製品が多いのでコンセントの数は多めに、各種家電が便利に使える位置を意識するだけでなく、リビングではスマホ充電に便利な位置にもコンセントをつける
●掃除機を使いやすくするために、廊下や階段・玄関にもコンセントを設置
●寝室は入ってすぐの場所と部屋の奥、最低でもこの2か所にコンセント設置をする
●エコキュートや草刈り、日曜大工などのための屋外コンセントも用意、また今後は電気自動車社会になることも考えるとガレージ部分に電気自動車充電用コンセントも設置しておくのがおすすめ
と、このようにざっとおすすめ位置をご紹介しましたが、設計士に希望のコンセント位置を伝える際には、家具や家電の配置も考慮に入れて、それらに隠されない場所に設置してもらうよう気をつけましょう。