今回のテーマは、不動産購入をする方にぜひ知っておいてもらいたい「住宅用家屋証明書」です。
住宅用家屋証明書とは何か、この証明書を取得するメリットとは何かなどを解説したうえで、住宅用家屋証明書の取得要件もご紹介していきますのでぜひ参考にしてください。
不動産購入をするなら知っておきたい住宅用家屋証明書とは?
住宅用家屋証明書とは「居住用住宅を新築あるいは取得した家屋について、所有権保存登記などにかかる登録免許税の税率軽減措置を受けるために添付する証明書」のことです。
もう少し噛み砕いた言い方をすると、あなたの不動産購入が「マイホームの新築や購入」にあたる場合は、この住宅用家屋証明書を発行してもらえば税金が軽減できる可能性が出てくる、というわけです。
住宅用家屋証明書の申請は、当該不動産のある市区町村役場の窓口でおこないます。
多くの自治体のホームページから、住宅用家屋証明書申請のための必要書類の確認や申請書ダウンロードなどができるようになっていますので、確認してみましょう。
不動産購入において住宅用家屋証明書を取得するメリット
不動産購入において、住宅用家屋証明書を取得する最大のメリットは、先ほども述べたとおり「購入する不動産がマイホームであれば、税金が軽減できる可能性がある」ということです。
住宅用家屋証明書で軽減できる税金は、所有権保存登記および所有権移転登記の際の登録免許税です。
そしてさらに、住宅ローンを組んだ場合は、住宅ローンの抵当権設定登記にかかる登録免許税も軽減ができます。
不動産購入において住宅用家屋証明書を取得するための要件とは?
「あなたの不動産購入がマイホーム購入であれば、住宅用家屋証明書を取得して登録免許税を軽減できる可能性がある」とご紹介しましたが、マイホームならすべて対象となるわけではありません。
住宅用家屋証明書を取得するためには「購入する建物が自己居住用建物であること=マイホームであること」以外にもいくつかの要件があります。
その他の主な要件としては「住宅用家屋証明書の申請者が、申請しようとする建物にすでに居住済みであること」「申請しようとする建物の登記簿上の床面積が50㎡以上であること」などがあります。
この他にもいくつかの要件がありますので「購入しようとしている不動産は住宅用家屋証明書を取得できそうなのかどうか」が心配な場合は、我々不動産会社に相談してください。
まとめ
今回は住宅用家屋証明書について概要やメリット、主な要件などを解説しました。
マイホーム購入をするのであれば取得しておいて損はありませんので、ぜひ各自治体のホームページで必要書類の確認や申請書のダウンロードをしてみましょう。
イエストアは大阪府の住吉区を中心に、南大阪エリアの物件を主に取り扱っております。
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