不動産購入時に確認しなければならない書類のひとつに、登記事項証明書があります。
登記事項証明書とはどのような書類で、なぜ必要なのかよくわからない方も多いのではないでしょうか。
今回は、不動産購入時に確認が必要な登記事項証明書について、取得方法も含めてご紹介します。
不動産購入時に重要な役割を持つ登記事項証明書とは?
登記事項証明書とは、どんな不動産なのか、所有者は誰なのか、権利関係はどうなっているのかなどの情報が記載されている書類のことです。
以前は「登記簿謄本」と呼ばれていましたが、現在は記録が電子化されてデータから証明書を発行するようになったため「登記事項証明書」という名称に変更されています。
登記事項証明書は全部で4種類あり、それぞれの記載内容は以下のとおりです。
●全部事項証明書:登記記録のすべてが記載された証明書
●一部事項証明書:登記記録の一部が記載された証明書
●現在事項証明書:現在の権利状況だけが記載された証明書
●閉鎖事項証明書:データ化される前に記録されていた登記簿謄本
登記事項証明書の「表題部」には土地の所在や地番・地目・建物構造・床面積など不動産の状況が記載されており「権利部」には所有権や抵当権などの権利に関することが記載されています。
知りたい情報がどこに記載されているか、確認しておくと良いでしょう。
不動産購入時に重要な役割を持つ登記事項証明書の取得方法は?
登記事項証明書の取得方法は3種類あるので、自分に合った方法を選ぶと良いでしょう。
まず、即日交付を希望されるのであれば窓口申請がおすすめです。
法務局の窓口で直接請求するため、わからないことがあれば確認しながら申請できます。
ただし、窓口が開いている時間に足を運ぶ必要があるので、平日の日中に働いている方だと郵送申請かオンライン申請のほうが利用しやすいでしょう。
郵送申請の場合はダウンロードした申請書に必要事項を記入し、収入印紙を購入して郵送すれば証明書を自宅や勤務先まで送ってもらえます。
この方法だと証明書を入手するまで1週間以上かかることもあるため、時間に余裕があるときに利用すると良いでしょう。
オンライン申請の場合はまず法務局のシステムに登録し、オンライン上で申請書を作成して証明書の交付請求をおこないます。
証明書は法務局の窓口か郵送で受け取ることになるので、都合の良いほうを選択してください。
まとめ
登記事項証明書には不動産購入時に必要な情報が記載されているため、しっかり確認しておく必要があります。
取得方法は窓口申請・郵送申請・オンライン申請から選択できるので、自分にとって便利な方法はどれなのかを考えてみると良いでしょう。
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