住宅の雑誌や展示場でサンルームを見て、「うちにも取り入れたい」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
陽の光が入り開放的でおしゃれなスペースでティータイムなどできたら、生活が華やかになるかもしれません。
また、洗濯物を干すスペースとして活用できるのも魅力です。
ここからは、サンルームのメリットやデメリットを紹介しますので、家を建てるときの参考にしてみてください。
注文住宅でサンルームを設置するメリットとは?
サンルームとは、屋根や壁にガラスやアクリル板などを使った部屋のことです。
サンルームの一番のメリットは、陽の光を取り入れた明るい空間を作れることです。
また、屋根がついているので雨が降っても問題ありません。
趣味の時間を過ごしたり、子供やペットを遊ばせたり、洗濯物を干すスペースとして活用できます。
夏の時期は暑くて使えないこともありますが、サンシェードやエアコンを設置すれば快適に過ごすことが可能です。
家を建ててからでもサンルームを設置できますが、見た目や使い勝手を重視するのであれば、新築で建てるときに一緒に作ってしまうのがおすすめです。
注文住宅でサンルームを設置するデメリットとは?
サンルームは、設置しようとすると100万円前後の費用が発生します。
また、手入れやメンテナンスにも手間がかかります。
風雨や花粉、砂ホコリなどによる汚れが目立つため、定期的な手入れは欠かせません。
加え、屋根にアクリルなどの樹脂素材が使われている場合、太陽からの紫外線の影響で硬くなっていきます。
風で飛ばされてきたものがぶつかったり、雪がつもり重くなったりして割れてしまうことがあるので、10年に一度は点検や交換などのメンテナンスが必要です。
あまり意識されていませんが、サンルームを取り付けているがゆえに「固定資産税」が高くなることもあります。
天井があり、壁が3方以上あり、床と天井の高さが1.5mを超えている場合には固定資産税の対象になります。
費用面でのデメリットもあるので、生活に余裕がない方はサンルームの設置を見送るほうがよいかもしれませんね。