昨今のサウナブームもあり、自宅にもサウナがほしいという方は増えています。
今回は注文住宅にサウナを設置するにはどのくらいのお金が必要なのか、その価格の目安や、サウナ設置のためにクリアしなければいけない条件を解説したうえで、注文住宅にサウナを設置することのメリットについても触れていきます。
注文住宅にサウナを設置するための価格の目安はどのくらい?
注文住宅にサウナを設置したい方のために、まずは設置価格の目安について解説しましょう。
サウナの代表的な種類としてはドライサウナ(乾式サウナ)とスチームサウナ(湿式サウナ)の2種類がありますが、それぞれの設置価格のおおまかな目安は以下のとおりです。
●ドライサウナ:約100万円~200万円
●スチームサウナ:約70万円~130万円
これだけを見ると「スチームサウナのほうが安いからスチームサウナにしよう」と思われえるかもしれませんが、日本のサウナの大半はドライサウナです。
「いつも温泉やスーパー銭湯に行ったときに利用しているサウナと同じようなサウナがいい」というならドライサウナにすることをおすすめします。
サウナの費用といえば維持費も忘れてはいけません。
「月々の電気代はどのくらいかかるのか」という点は気になるところですが、実はこれは月数千円程度で済むことがほとんどですので、外のサウナに頻繁に通っている方ならそれほど気にする必要はないでしょう。
注文住宅にサウナを設置するためにクリアしなければいけない条件とは
サウナは、どんな注文住宅にも設置できるというものではありません。
サウナ設置のためには、以下の2つの条件をクリアしていることが必要です。
●サウナに必要な電力が充分にあるか
●サウナを置くための場所があるか
まず、必要電力についてですが、ドライサウナの場合は1人用でも200Vの単独電源が必要です。
スチームサウナでもっとも小さなタイプであれば100VでもOK、というものもあるでしょうが、100V対応のサウナは意外と少ないので注意が必要です。
あと、サウナを置く場所についてですが、これはスペースの問題だけではありません。
「サウナが木製なので浴室内に置くとカビが生える」などの問題も考慮しなければいけないので、脱衣所などに置くことを考える必要がありますよ。
注文住宅にサウナを設置することで得られるメリットとは
注文住宅にサウナを設置することで得られるメリットとは、なんといっても「自宅でいつでも気軽にサウナを楽しめる=サ活ができる」ということでしょう。
サ活をしている方の間では、サウナ→水風呂→休憩(外気浴)の繰り返しで血の巡りがよくなり、快感が得られることを「ととのう」「サウナトランス」といいますが、その状態が自宅で得られるのは非常に大きなメリットです。