不動産売却を検討しているなら、空き家バンクが気になるという人も多いのではないでしょうか。
今回は、空き家バンクのメリット・デメリットを解説したうえで、スムーズに売却を済ませたい方におすすめの方法についても解説します。
不動産売却を検討している方がいましたら、ぜひ参考にしてみてください。
空き家バンクによる不動産売却のメリットとデメリット
空き家バンクとは、自治体が中心となって運営する空き家のための不動産情報サービスです。
空き家バンクのメリットは多いものの、デメリットもいくつかあるため事前に知っておきましょう。
空き家バンクのメリット
●不動産業者で低査定額の物件でも高く売却できる可能性がある
●仲介手数料がかからない
●自治体独自の補助金制度やサービスを受けられる
空き家バンクに登録することによって、全国に情報を提供できるようになります。
そのため、不動産会社の査定では低価格だった不動産でも、多くの人の目に触れることで利用価値を見出してもらえるかもしれません。
不動産会社を仲介せず個人売買を行えるので、仲介手数料がかからないのもメリットです。
さらに、自治体によってはリフォームや建物の改修などの費用を補助してもらえたり、売買契約が成立するまで空き家を見守ってもらえたりなど、空き家バンクならではのサービスが利用できます。
空き家バンクのデメリット
●個人売買のためトラブルに発展しやすい
●購入希望者とのやり取りや内覧など手間がかかる
●自治体によっては空き家バンクが存在しない
不動産会社が仲介となって行われる不動産売買であれば、不動産のプロが値段や条件など交渉を行ってくれます。
しかし個人売買では専門的な知識を持つ人がいないため、決めるべき条件が設定されていないなど、トラブルにつながってしまうかもしれません。
また、購入希望者から内覧希望があった場合、現地の案内は所有者が行います。
そのため、空き家が自宅から離れた場所にある場合負担になってしまうでしょう。
空き家バンクの注意点から不動産売却はプロに任せるのがおすすめ!
空き家バンクはトラブルが起こりやすく、売却までの手間もかかってしまうのがデメリットです。
また、空き家バンクで売れない状態が続くことによって「維持費がかさむ」、空き家対策特別措置法により「固定資産税の優遇制度が利用できなくなる」などの問題も起こってきます。
そこでスムーズに売却したいなら、不動産会社などプロへ売却依頼するのがおすすめです。
不動産会社に依頼すれば、面倒なやり取りを省いてスムーズな売却につながる可能性が高まります。