マイホームを購入する際、長期優良住宅を候補に入れているという方もいるでしょう。
長期優良住宅の購入は、メリットだけでなくデメリットもあるため総合的に判断する必要があります。
今回は長期優良住宅を購入するメリット・デメリットについてご紹介していきます。
長期優良住宅とは?
長期優良住宅は、長期間にわたり快適に住み続けられる住宅のことです。
認定されるためには、それぞれの項目で基準を満たす必要があります。
このような制度は基準が大まかで分かりにくい場合がありますが、長期優良住宅の認定基準ではわかりやすく明確な基準が定められています。
温熱環境の項目では断熱等性能等級4以上など数値が設定されているため、分かりやすいです。
基準は9項目あり、劣化対策や維持管理・更新の容易性、維持保全計画などがあります。
その他、耐震性や省エネルギー対策など災害や環境対策も含まれています。
居住環境の配慮、住宅面積などの住環境面や可変性や高齢者対策といったライフスタイルの変化も対象です。
長期優良住宅を購入するメリット
長期優良住宅を購入すると、さまざまな税金の特例措置を受けられるメリットがあります。
住宅ローンを利用して購入した場合、所得税の控除が受けられます。
控除対象の借入限度額は一般の住宅が4,000万円に比べ、長期優良住宅の場合は5,000万円までが対象です。
また、新築で住宅を建てた場合、固定資産税が一定期間軽減されます。
一般住宅では一戸建てで3年間、マンションなどで5年間ですが、長期優良住宅の場合は一戸建てで5年間、マンションなどで7年間に延長されます。
さらに、耐震性や省エネルギー対策することで、少ないエネルギーで夏は涼しく冬は暖かい計算された家に長く住み続けられることもメリットの1つです。
長期優良住宅を購入するデメリット
長期優良住宅では、申請をおこなう際に維持保全計画を立て、計画どおりに適切なメンテナンスが必要になります。
災害時におこなう臨時点検も計画の一部に含まれます。
維持保全計画を実施する際には、建築会社への依頼のほかメンテナンスの記録を作成し保存しなければいけないという点がデメリットです。
また、購入する際に一般住宅よりも建築費用がかさむことや建築できる会社が限られることもデメリットと言えるでしょう。
まとめ
税金の優遇措置として控除の期間が通常より2年長いことや、対象の借り入れ額が引き上げられるなどのメリットがあります。
定期的なメンテナンスの記録を作成し保存しなければならない点や、建築費用が高いなどのデメリットも存在します。
メリットとデメリットを比較しながら検討すると良いでしょう。
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