家や土地を売りたいと思った際、「いくらで売れるのか」をまずは知りたいですよね。
「別の不動産会社に依頼すればもっと高く売れたのに…」と、あとで後悔しないためにも、取り引きする業者をしっかりと見極めなければなりません。
そこでおすすめするのが「相見積もり」です。
今回は、家や土地の売却を検討している方に向けて、不動産売却における相見積もりについてご説明します。
不動産を売却する際の価格を見極める相見積もりとは?
不動産を売却する際には業者に依頼するのが一般的ですが、不動産会社が買い取るケースと、仲介して購入希望者を募集してくれるケースがあります。
どちらの場合も、まずはどれくらいの価格で売れるのかを知るために、見積もりを依頼しましょう。
しかし不動産の売却は大きな金額ですから、業者によって提示される金額に数百万円と大きく差が出る可能性があります。
あとで後悔しないためにも、ぜひ相見積もりをとりましょう。
相見積もりとは、複数から同じ条件で見積もりを出してもらうことです。
どの不動産会社が高く買い取ってくれるのかは、見積もりを比べてみないと分かりませんから、できるだけ多くの不動産会社に売却の相談をして、見積もりを依頼してください。
提示された見積もり金額に大きな差がある場合は、その金額になった根拠なども聞いておきましょう。
不動産を売却する際に相見積もりをとるメリットとは?
続いて相見積もりをとることで得られるメリットをいくつかお伝えしますね。
●同じ条件で比較できる
●たくさんの情報を入手できる
●価格の相場が見えてくる
●業者の特徴や営業マンの対応をチェックできる
同じ条件での金額を比較することで、自分に一番有利な業者を選べる点が大きなメリットです。
またそれぞれの業者からアドバイスや情報を得られるので、売却の知識も増えますし、営業マンの対応を比べて信頼できる相手を見極める機会にもなります。
さらに相見積もりをとれば、相場が見えてきます。
高い金額で売却したいと思っても、仲介の場合は、あまりにも相場より高い金額ですとなかなか売れないでしょう。
一方、不動産会社が買い取ってくれる場合は、安い金額を提示されることも多いですよ。
どれくらいの金額が妥当なのか、まずは相見積もりをたくさんとって相場を見極め、そのなかで高い金額で取り引きできる業者を選ぶことが大切です。