雨風にさらされる場所である外壁は、素材によってメンテナンスの回数などが変わってきます。
注文住宅で外壁を決めるときには、外壁の素材のポイントを押さえてから選ぶようにしましょう。
この記事では外壁の種類別の特徴や選び方のポイントを紹介しますので、注文住宅の購入をご検討中の方はぜひ参考にしてください。
注文住宅の外壁の選び方は種類別の特徴を知っておくのが基本!
外壁にもいくつか種類があり、それぞれ強度やカラーバリエーションなどのデザインも変わってきます。
新築木造住宅で特に採用されているのが窯業系サイディングです。
コストと機能性に優れているだけでなく、デザインやカラーバリエーションも3,000種類以上あるため、自分の好きなデザインのものを選びやすくなっています。
金属系サイディングは、セメントを利用している窯業系サイディングと違い、鉄などの板材に 発泡系樹脂断熱材を補強材として使われているため、軽量で施工しやすい外壁素材です。
軽量気泡コンクリートを使用したALCは、断熱性と耐衝撃性に優れており、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を作るのに適しています。
風格あるデザインの外壁として人気のタイルは、見た目も高級感が出て、耐久性や耐候性にも優れている素材です。
塗り壁の外壁は、職人の熟練度が出る外壁となっています。
複雑なデザインにも合わせやすい塗り壁ですが、職人によって金額や技術も変わってくるので、依頼する人次第で仕上がりも変わってきます。
注文住宅の外壁の選び方のポイントは?
外壁の素材を選ぶときは、まずは外壁の耐久性について考えましょう。
素材によって断熱性や耐久性だけでなく、遮熱や防音性、汚れの付きにくさにも差があるため、住居を建てる場所の環境やメンテナンスを減らしたいなどの目的に合わせて素材を選びましょう。
次に、自分の理想の物件を作るための注文住宅ですので、自分が気に入る見た目のものがあるかも見ていきましょう。
機能性はもちろん重要ですが、好きなデザインの外壁だと外から家を眺めるのも楽しみになりますよね。
現在はデザイン性と機能性を兼ね揃えている素材が増えているので、好みのデザインが見つかりやすくなっています。
最後のポイントとして、予算に合っている素材を選ぶことです。
外壁の素材によって価格も差がありますし、その後のメンテナンスに掛かる費用なども考慮して長い目で見て決めることが大切です。
将来も見越して、耐久性もあり、予算内に収まるものを探して外壁を決めましょう。