ペットと暮らしている方で注文住宅を検討する際は、間取りや動線に配慮するべきポイントがあります。
動物の習性や健康を考慮した住まいになれば、ペットにとって安全で健やかな生活を送れるでしょう。
今回は、ペットと暮らす注文住宅を建てるための工夫を紹介します。
ペットと暮らす注文住宅では間取りの工夫が重要
ペットが安全に過ごせる環境をつくるためには、間取りや動線のポイントの工夫が必要になります。
犬と猫に共通する間取りで工夫することは、階段は段差を低めに設置する、滑りやすい床材を避ける、の2点です。
階段はペットにとって楽しい運動場ですが、段差が高いとデリケートな足の裏の肉球を痛め、足腰に負荷がかかりやすくなります。
階段の傾斜を緩やかにすることは、ペットだけでなく人間にとっても安全な対策です。
また、ペットの生活スペースの床はコルク材を使用したり、ペット用のコーティングを施したりすれば、足腰の負担軽減だけでなくケガ防止効果もあります。
犬の場合は、散歩に出かける際にハーネスやリードをつける場所や、帰宅時に足を拭くためのスペースを確保するなど、玄関周辺の工夫が必要です。
散歩から帰宅後に浴室やトイレに行くケースも想定すると、水回りとの距離が近いほうがさらに安心といえます。
猫の場合は縦横の立体的な動きを好む習性を生かして、キャットタワーやキャットウォークをつくるといいでしょう。
さらに爪とぎ場や猫通路など、猫が気分転換できるような工夫を凝らすのもおすすめです。
ペットと安全に暮らすための工夫とは?注文住宅を建てるときに注意しておくこと
ペットの安全を守るための注意点は、以下の4つです。
●ペットフェンスの設置
●プライバシーに配慮する
●浴室のドアは必ず閉める
●十分な換気と室温管理
キッチンや玄関などにペットフェンスを設けると、危険な食材を食べてしまったり、お客様に飛びついてしまったりなどを防げます。
ペットは基本的に人間と過ごすのが好きですが、食事やトイレ、睡眠など1人になりたいときもあり、プライバシーに配慮してあげるのも必要です。
食事やトイレスペースなどは、人目がつきにくい場所にスペースを作り、リラックスできる環境を整えてあげましょう。
浴室はシャンプーやリンスの誤飲や、溺れる危険性があるなど、ペットの事故が多い場所です。
浴室のドアは必ず締め、残り湯をためている場合は浴槽のふたを忘れずにしておくなどしておくと、ペットの安全を守れます。
仕事や買い物などで家を空ける際は、換気や室温管理を徹底しておくことが重要です。
適度な換気はハウスダストやダニなどから守り、室温管理は夏バテを防ぐ役割があります。
とくに犬は暑さが苦手なので、夏はこまめに気温管理に気を配るようにしましょう。

