不動産の売却では、家具や家電などを残したほうがよいのか、それとも処分したほうがよいのか悩んでしまうこともあるでしょう。
まだ使えそうなものは、なおさら判断に困ってしまうかもしれません。
そこで今回は不動産の売却を検討されている方に向けて、家具や家電などの「残置物」は撤去したほうがよいのかについて、撤去方法も併せてご紹介します。
不動産を売却するときは残置物を残す?それとも撤去する?
残置物とは、住んでいた人が残した家具や家電などのことです。
もう古いものなら惜しまずに撤去できますが、まだ使えるものに関しては、「次に住む人が使うかもしれない」「残したほうが喜ばれるかもしれない」と考えて、なかなか決断できないこともあるでしょう。
たしかに、買ってから5年以内の比較的新しいものなら、欲しがる人がいるかもしれません。
ただ、新生活には新しいものを揃えたいと考える人もいるため、必ずしも歓迎されるとは限りません。
買主にとっては、いらないものを処分する手間が増えるため、購入を見送られてしまう可能性もあるでしょう。
また、残置物がある物件を売るときは、買主に処分費用を支払ったり、売却価格から差し引いたりする必要があります。
まだ使えるものだからといって、価格を上乗せすることはできませんから注意しましょう。
残置物がないと、部屋がスッキリとしている印象も与えられますから、スムーズに売却したい場合は思い切って撤去するほうがおすすめです。
不動産を売却するときに残置物を撤去する方法とは?
残置物の撤去方法は、主に以下の3つが考えられます。
●業者に依頼する
●粗大ゴミに出す
●リサイクルショップやフリマサイトなどで売る
業者に依頼すると手間や時間を節約できますが、費用がかかります。
ただし大きな家具だと、自分で粗大ゴミに出したり、リサイクルショップに運んだりすることは難しいかもしれません。
ですから、できそうなものは自分で処分し、残ったものを業者に依頼する方法もおすすめです。
リサイクルショップやフリマサイトなら、お金が入ることもありますから、売れそうなものは出してみるとよいでしょう。