「住宅ローンの借り換え」という、言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。
ただ、具体的にどのようなもので、どんなメリットがあるのかわかりにくいもの。
ここでは住宅ローンの借り換えについて、わかりやすく解説していきましょう。
住宅ローンの借り換えにおけるポイント①タイミングについて
住宅ローンの借り換えをすると、これまでよりも返済額を減らせる場合があります。
住宅ローンを契約した時期に比べて今のほうが金利が低い場合、住宅ローンを借り換えることで返済額が減ります。
住宅ローンの借り換えをするのに適したタイミングは、「ローンを返済する年数が10年以上残っている場合」です。
住宅借入金等特別控除を受けていた住宅ローンを借り換えることで、返済期間が短縮されて10年を切ってしまうとこの特別控除から外れてしまうため、メリットがありません。
住宅ローンの借り換えにおけるポイント②残高について
住宅ローンの借り換えには、ある程度の費用がかかります。
銀行や借入金額など、条件によって変わりますが、住宅ローンの借り換えにはだいたい30万円から80万円ほどかかると覚えておきましょう。
もしも借り換えをしてもプラスになる金額が少ない場合は、手間ひまかけて住宅ローンの借り換えをする必要はないと言えます。
一般的に住宅ローンの借り換えに適しているローン残高は1,000万円以上と言われています。
住宅ローンの借り換えにおけるポイント③金利について
住宅ローンの借り換えをすることによって、金利がどれぐらい変わるかをチェックすることはとても大事なことです。
住宅ローンの借り換えは、多くの金融機関でおこなうことができます。
金融機関によっても金利に違いがあるため、決定するまでにきちんとチェックすることが大切です。
多くの金融機関では公式サイトで、借り換えをすることによってどれぐらいの金利になるのかを調べることができる、「シミュレーションツール」が用意されています。
月々の返済額やローン残高など、必要なことを記入するだけで簡単に金利を知ることができるので、借り換えのメリットがあるかどうか調べてみましょう。