注文住宅を購入する際、家の造りを施主が細かく決められるうえ、オプションを選べます。
オプションをうまく活用すると住み心地やデザイン性がさらに向上し、入居後の満足度も高まることでしょう。
今回は、キッチンと浴室に焦点をおいてそれぞれのオプションの選び方をご紹介します。
注文住宅におけるキッチンのオプションの選び方
キッチンのオプションを選ぶ際には、デザイン性・機能性・価格などを基準にすると良いでしょう。
たとえば、理想とするデザイン性や機能性が確保されるレイアウト変更オプションなどがあれば、検討するのも良いでしょう。
ただ、デザイン性や機能性の高い設備ほど高価なのが通例であり、予算オーバーになりやすいので、オプションを選ぶ際には価格も忘れずに確認しておきましょう。
このほか、キッチンの設備として一般的に人気の高いものを採用するのも、オプションの選び方の1つです。
たとえば、つり戸棚の「昇降機能」は、高い位置の棚からものを出し入れするのに便利だと近年人気です。
食材の保管庫である「パントリー」も、買い置き品をうまく保管できて便利なので最近よく取り入れられています。
「組み込み式の食洗機」も、稼働音が静かで家事の効率が高まるとよく設置されています。
このような人気の設備もチェックしておき、価格面でも問題ないならオプションで選んでみるのも良いでしょう。
注文住宅における浴室のオプションの選び方
浴室においてもオプションの選び方はキッチンとあまり変わらず、機能性やデザイン性などを基準にして設備の追加・変更をすると良いでしょう。
たとえば近年では床材を変更して浴室の見栄えを良くしたり、浴槽を取り換えて断熱性能を高められたりします。
日々の入浴がより快適になるので、見栄えや断熱性能を重視する方は各オプションをチェックしてみてください。
あわせて、浴室で人気の設備をチェックしておくこともやはり大切です。
浴室に近年よく設置されているのは、浴室乾燥機です。
浴室を乾燥室としても活用できる設備であり、花粉や梅雨の時期に重宝します。
より快適なバスタイムを楽しむため、浴室内にテレビやオーディオが取り付けられることも最近では少なくありません。
シャワーをよく使う方からは、高い位置から真下に向けてシャワーを出せる「オーバーヘッドシャワー」が設置されることもあります。
これら人気の設備を取り付けられるオプションがあれば、選んでみるのも良いでしょう。