一昔前、「爆買い」という言葉が流行りました。
中国人観光客が大量の日本の商品を買う行為です。
中国人に限らず、日本の不動産を購入する外国人も年々増加しています。
家電や食べ物やブランド品なら現金一括で買うこともできますが、不動産を現金で買うなんて難しいですよね?
また、投資目的でなくても日本で生活するために不動産を購入したい外国人もたくさんいます。
彼らは住宅ローンを組んで不動産を購入したいと考えています。外国人は住宅ローンを組めるのでしょうか?
永住権とは何か?永住権の意味や必要性
「永住権」という言葉、聞き慣れないかもしれません。
永住権とは、外国人が滞在期間の制限を受けずに滞在国に滞在できる権利のことです。
海外旅行に行ったことがあるならご存じだと思いますが、90日間滞在可能など国ごとに制限があります。
また外国で働く人は就労ビザを取らなければなりませんが、これにも滞在期間の制限があります。
ビザを更新することで滞在期間を延長することができますが、更新できない場合もあるのでずっと滞在することはできません。
永住権があれば、ビザの更新ができず帰国しなければならないという事態を避けられます。
日本人が海外にずっと住みたいのであれば外国の永住権を、外国人が日本にずっと住みたいなら日本の永住権を取得する必要があります。
日本の永住権なしの外国人は住宅ローンを組むことが可能なのか?
銀行はローンを全額返済できる人に融資します。
とくに不動産の場合は高額で何十年も返済します。
だから、滞在期間が制限されている永住権なしの外国人は住宅ローンが組めないのではないかと思うかもしれません。
結論から言うと、永住権なしの外国人でも住宅ローンを組むことが可能です。
ただし、条件があります。
日本人の配偶者または永住権を持つ配偶者が連帯保証人になる場合です。
ただし、この条件であれば全ての銀行で住宅ローンが組めるというわけではありません。
日本国籍や永住権を持つ配偶者が連帯保証人になっていなくても住宅ローンを組める銀行もあります。
銀行ごとに条件が違うので、確認してみましょう。
また母国の銀行の日本支店に相談してみるのも手です。
ただし、金利が高かったり、頭金が多めに必要だったりします。
まとめ
永住権なしの外国人でも一部の銀行で住宅ローンを組むことは可能です。
通常は日本人か永住権を持つ配偶者が連帯保証人になる必要がありますが、そうでない場合も組めることもあります。
銀行ごとに条件が異なりますので、確認してください。
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