マイホームを購入する場合、普通の買い物と異なり高額な資金が必要になります。
そのため一括で現金を用意することが難しく、住宅ローンを利用するのが一般的です。
ひと口に住宅ローンと言っても、さまざまな金融機関からさまざまな種類の住宅ローンが提供されています。
今回は、数ある住宅ローンのなかからどれを利用すれば良いのか、その選び方についてご紹介していきます。
住宅ローンの選び方!種類によって金利も異なる
住宅ローンには、公的融資、民間融資、フラット35の3種類があり、それぞれの特徴は次のとおりです。
公的融資
自治体融資や財形融資などの種類があり、公的機関がおこなう融資になります。
2007年に住宅金融公庫が廃止され、その後「住宅金融支援機構」が登場しましたが、融資は災害復興など民間では困難なケースに限られています。
民間融資
銀行や生命保険会社など、民間金融機関がおこなっている融資です。
フラット35
住宅金融支援機構と民間の金融機関が連携しておこなっている融資です。
フラット35は、金利が変わらない固定金利という点が大きな特徴となっています。
住宅ローンの選び方!金利のタイプ別のメリットを比較
住宅ローンの金利には、全期間固定金利型、固定金利期間選択型、変動金利型の3つのタイプがあります。
全期間固定金利型
借り入れしたときの金利が返済終了まで固定されています。
金利が上昇しても影響を受けないのがメリットです。
固定金利期間選択型
決められた期間、金利が固定されており、固定金利期間終了後は変動金利に自動的に移行するタイプや、再び固定金利を選べるタイプなどがあります。
固定金利期間中は、金利が上昇しても影響を受けないというメリットがあります。
変動金利型
市場の金利に合わせて金利が変動します。
金利が下がったときには、返済額も下がるというメリットがあります。
また、住宅ローンの返済方法には、次の2種類があります。
元利均等返済
借り入れた金額と借り入れた金額に応じて決まる利息を合わせて、均等に返済していく方法です。
返済額が変わらないため、マネープランが立てやすくなります。
元金均等返済
元金だけを均等に返済していく方法です。
返済期間が進むにつれて毎月の返済額が減っていきます。
夫婦で利用する住宅ローンの選び方
昨今は共働きが一般的になり、夫婦で住宅ローンを組むケースも増えています。
夫婦で住宅ローンを組む場合、次の2種類があります。
連帯債務型
夫婦のどちらか一方が主債務者となって借り入れし、もう一方が連帯債務者として同じ住宅ローンを借り入れる方法です。
夫婦がひとつの住宅ローンに対して、同等の返済義務を負います。
ペアローン型
物件1つに対して、夫婦がそれぞれ1件ずつ住宅ローンを借り入れる方法です。
夫婦がお互いの連帯保証人になります。
まとめ
住宅ローンは、さまざまな公的機関や金融機関から提供されており、金利のタイプや返済方法にもそれぞれいくつかの種類があります。
住宅ローンの特徴を把握したうえで将来的なことも考え、自分たちに合った選び方をしましょう。
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