この記事では、スムーズに不動産売却を進めるために、不動産売却がどのような流れでおこなわれていくのかについて解説していきます。
不動産売却をお考えの方はぜひご参考ください。
不動産売却の流れと媒介契約について
売却の流れについて
査定
まず売却は不動産の査定から始まります。
査定には不動産の概要などのデータをもとに簡易的に査定する机上査定と、実際に現地に行き確認する訪問査定があります。
媒介契約
売却を進めていくために不動産会社と契約を結ぶことを媒介契約と言います。
売却活動
購入希望者を見つけるため、不動産会社による売却活動がおこなわれます。
売買契約
購入希望者が見つかると、条件の調整などがおこなわれ、条件がまとまると売買契約の手続きへと進みます。
決済・引き渡し
売買契約後は、物件の引き渡しに向けて準備を進めていきます。
媒介契約について
媒介契約には3つの種類があります。
●専属専任媒介契約
専属専任媒介契約は、依頼した不動産会社以外への依頼はおこなえません。
売主自身が見つけた買主との取引も契約した不動産会社を通す必要があります。
また、報告義務があり、不動産会社は1週間に1回以上、書面などでの報告が義務付けられています。
●専任媒介契約
専任媒介は専属専任媒介契約と同様に依頼した不動産会社以外への依頼はおこなえません。
しかし、売主自身が見つけた買主と直接取引することが可能です。
売却活動の報告については不動産会社は2週間に1回以上、書面などでの報告が義務付けられています。
●一般媒介契約
一般媒介契約は複数の不動産会社への依頼がおこなえます。
あわせて、売主自身が見つけた買主との直接取引も可能です。
ただし、不動産会社の報告義務はないため注意しましょう。
不動産売却の流れと売却活動について
不動産会社と媒介契約が結ばれると売却活動が始まります。
売却活動は、インターネットや折込広告、来店・既存のお客さまへのご紹介などが一般的です。
売却活動を通して購入希望者が見つかると内覧がおこなわれます。
内覧は不動産売却を成功させるためにとても大切なため、清掃や準備をしっかりとおこなっていきましょう。
また、内覧に柔軟に対応できるように、内覧が多く入る土日などのスケジュールはできるだけあけておくことが大切です。
不動産売却の流れと期間について
不動産売却にかかる平均的な期間は3～6ヶ月です。
あくまでも目安ですので、物件の状態やエリア、売却の時期などにより異なります。
また、早期に売却をしたいという方は買取も視野に入れてみることをおすすめします。
買取は不動産会社が直接買い取りをおこなうため、早期に売却し現金化することが可能です。
まとめ
今回は不動産売却の流れについて解説しました。
媒介契約には種類があり、それぞれ契約内容が異なります。
早期の売却を希望の場合は買取を依頼する方法もあります。
不動産売却の際は売却方法も慎重にご検討してみてください。
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