空き家などの不動産売却を検討している方のなかには、周囲の人間に気付かれずにおこないたいと思っている方もいるでしょう。
ここでは、不動産売却を気付かれずにおこなう方法について解説します。
不動産売却の媒介契約までのフローと媒介契約の選び方
不動産売却を気付かれずにおこなうには、レインズ(不動産流通標準情報システム)に登録するかどうかで媒介契約の種類を選ぶ必要があります。
まず、不動産売却の媒介契約までのフローは下記のとおりです。
●周辺の物件相場を調査のうえ、売却価格を検討する
●不動産会社を探す
●売却予定物件の価格査定をおこなう
●不動産売却を依頼・媒介契約を結ぶ
不動産を売る場合には媒介契約を結ぶのですが、この媒介契約にはいくつかの種類があります。
ここでは、媒介契約の種類と特徴を見ていきましょう。
一般媒介契約
一般媒介契約は、いくつかの不動産会社と同時に契約を結べます。
また、レインズに登録しなくても大丈夫なため、不動産売却を気付かれずにおこないたい方にとっては大きなメリットです。
なぜなら、契約した不動産会社以外への情報拡散を防げるからです。
ただし、売主に活動状況報告書を提出する義務がないため、不動産会社がどんな売却活動をしているかの確認は困難になります。
専任媒介契約・専属専任媒介契約
専任媒介契約・専属専任媒介契約は、不動産会社1社のみ媒介契約を結べます。
レインズへの登録が義務づけられていることから、近所の方などが物件情報を知る可能性があります。
一方で、活動状況報告書を下記の頻度でおこなうため、売却活動の様子を把握しやすいのが特徴です。
●専任媒介契約:2週間に1回以上
●専属専任媒介契約:1週間に1回以上
不動産の売却活動の種類
不動産を売却する際におこなう活動には、主に下記が挙げられます。
レインズ
不動産売却では、まずレインズに物件情報の登録をおこないます。
レインズに登録すれば不動産会社の間で物件情報を交換できるため、物件情報を広く知ってもらえます。
ポスティング
物件情報を郵便ポストへ直接ポスティングするのも一つの方法です。
地道な活動ですが、狙った地域や特定地域に重点をおいてアピールできます。
内覧
購入を検討している方に物件を実際に見てもらいます。
購入を前向きに検討している方が多いため、内見を機会に購入を決める可能性が高くなります。
不動産売却にかかる期間目安
不動産売却にかかる期間は、引き渡しまで3~6か月が目安とされています。
需要の高い物件や地域であればもっと期間が短くなる、反対に、需要がなければ期間が長くなることもあります。
早く売りたいと考えている場合は、できるだけ早く行動することがポイントです。
まとめ
不動産を気付かれずに売りたいのであれば、媒介契約の種類を一般媒介契約にすると良いでしょう。
ただし、それぞれの種類にメリット・デメリットがありますので、これらを踏まえたうえで検討してください。
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