駅チカは、不動産の購入を考えている立場から、好条件に捉えられることも多いです。
そのため、駅チカの戸建ては、駅から距離のある戸建てよりも売れやすいといわれますが実際はどうなのでしょうか。
そこで今回は、駅チカの戸建てが売れやすい理由について詳しく解説します。
駅チカ以外の売れやすいとされている条件にも触れるので、ぜひ参考にしてください。
駅チカの戸建てが売却しやすい理由とは?
駅チカの戸建てに人気があり売れやすい理由としては、交通アクセスの良さが挙げられます。
中古物件では、新築物件以上に交通の利便性が重視されるケースが多く、駅からの所要時間は売却価格に大きく影響します。
とくにシニア層や単身者、ディンクスなどは、駅からできるだけ近い物件の購入を希望する方が多いです。
なお、最寄りの駅から都心までの所要時間や、急行や快速が停車するかどうかといった、鉄道そのものの利便性も重要です。
人気のある沿線の駅チカだと、すぐに売れやすい傾向にあります。
また、駅周辺はショッピングセンターやスーパー、病院など、生活に必要な施設が集中しているのも売れやすい理由のひとつです。
ただし、閑静な地域に暮らしたい、緑が多い環境が良いなどの理由で、あえて駅から距離のある戸建てを探している方もいます。
駅チカ以外に戸建てが売却しやすくなる条件とは?
駅チカの他に、日当たりが良いのも売却しやすい条件です。
明るく日当たりの良い家は気持ちが良く、とくに南向きの戸建ては人気があります。
また、築年数が短い戸建てや、築年数が経過しているわりにきれいな戸建ても売却しやすいです。
きれいな住宅の需要は高く、建設後数年しか経っていない家は、早い段階で購入希望者が見つかるでしょう。
築10年以上経過していても、丁寧に使用していて適切にメンテナンスを実施していれば売れやすいです。
そして、戸建ての面積や間取りが一般的なタイプだと、売却しやすい傾向にあります。
注文住宅でつくったような個性的な間取りの家は、購入希望者が特定の層に絞られるので、買手を見つけるのに苦労するケースも少なくありません。
くわえて、駐車スペースがある戸建ても需要が高いです。
戸建ての購入を考えている方のなかには、駐車スペースを必須条件としている方も多いです。
立地によっては、2台以上駐車できるスペースがあると大きなアピールポイントになるでしょう。
家の前の道路が広いと車を出し入れしやすいので、なお人気が高いです。